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種田 将 院長

SHO TANEDA

患者さんの人生が、よりよいものになるように。子どもから大人まで一貫したサポートを

北里大学医学部卒業後、精神科を専門に経験を積む。大学病院や精神科クリニックで診療にあたり、外来から訪問診療まで幅広く経験。2025年5月に『かぞくの杜クリニック烏山』を開設し、現在に至る。

種田 将 院長

種田 将 院長

かぞくの杜クリニック烏山

世田谷区/南烏山/千歳烏山駅

  • ●児童精神科
  • ●心療内科
  • ●精神科

精神科の奥深さに魅了され、研鑽を積む

種田 将 院長

私の家は祖父の代からの医師家系で、父は実家の皮膚科医院で2代目院長を務めていました。小さな頃から医療が生活の一部のようなところがありましたから、誰に言われるでもなく「将来は医師になろう」と思っていました。
自分の専門として精神科を選んだのは、学生時代の授業でもっとも興味を惹かれたからです。体の病気は検査や診察によって診断をつけることができますが、心の病気は科学的に解明されていない部分も多くあり、患者さんによって症状の現れ方や治療法などが異なります。そんな「未知の領域」に踏み出すことに面白さややりがいを感じて、精神科の医師として大学病院や精神科病院などで経験を積みました。

患者さんの人生を一貫してサポートしたい

種田 将 院長

入院施設を備えた急性期病院、地域の中の精神科クリニック、訪問診療などさまざまな形の精神科医療を経験し、『かぞくの杜クリニック烏山』を開いたのは2025年5月でした。クリニックがある烏山には全国で初めて成人発達障害専門外来を開設した昭和医科大学烏山病院があり、まさに発達障害治療の始まりの地と言えます。精神科医療と関わりの深い烏山にクリニックを開設できたことを光栄に思いつつ、これからこの地域に根を下ろして、お一人お一人の人生をしっかりサポートしていきたいと考えています。
当院の大きな特徴は、思春期の入口にあたる小学校高学年(10歳)から社会に出てからもずっと一人の患者さんを継続して診られる体制を整えていることです。一般的な児童精神科では、中学を卒業する年齢になるとほかの医療機関に「転院」となるのが普通ですが、当院では診療環境を変えることなく、患者さんの人生を一貫してサポートすることが可能です。転院に伴う不安やミスマッチなどの心配がないため、患者さんにも安心して治療を継続していただけるのではないでしょうか。

心の専門家が集結して「その人らしい生活」を支える

種田 将 院長

日本では子どもの数が減り続けているのに対して、不登校の子どもは増え続けています。不登校になる原因はさまざまですが、そのうちの1つに発達障害があり、当院では児童思春期外来を開設して子どもたちやご家族の暮らしを支えています。一方で、成人患者さんについてはあらゆる世代、あらゆるお困りごとに対応し、それぞれの患者さんが「その人らしい生活」を送れるようにサポートいたします。
当院には院長を務める私のほかに小児神経や小児科の専門医資格を持つ医師、心の問題の専門家である心理士(臨床心理士・公認心理師)、産業カウンセラーなど各分野のプロフェッショナルが集結しています。不登校のお子さんに向けた診療・カウンセリングを行うのはもちろん、お子さんのことで悩み苦しんでおられる保護者の方々の診療・カウンセリングにも対応できる点に強みがあります。学校や社会の中でつらい思いをされている方々の手助けができればと考えておりますので、どのようなことでも遠慮なくご相談ください。

患者さんの人生が、よりよいものになるように

メンタルに不調を感じる患者さんの中でも、特に小学生のお子さんの場合は、学校でうまくやれないことに心を痛め、自信を失っているケースが少なくありません。そのため診察の際は患者さんに安心感を持っていただけるように、「私はあなたの味方ですよ」と、全力でお伝えするようにしています。その方が何に困っているのかをきちんと把握したうえで、どうすればその問題が解決するのか、どうしたら暮らしやすくなるのかをご一緒に考えたいと思います。
10歳くらいの子ども時代から継続してお付き合いさせていただくことは、患者さんに安心感をもたらすだけでなく、医療側にもメリットが大きいことです。心の病気の原因はさまざまにあり、生まれ育った環境や社会的背景によっても症状の現れ方が違いますから、早い段階からその方の人生に関わることによって、その後の人生をよりよくするお手伝いができるものと思います。

これから受診される患者さんへ

ひと昔前に比べると、社会は変わり、学校を取り巻く環境も変わりました。社会人として多くのことを求められ、学校生活にうまくなじめず、生きづらさを感じている方は少なくないでしょう。私は社会や学校、家庭の中で悩み苦しんでいる方々を救いたい、その人らしい人生をサポートしたいとの思いでクリニックを開きました。何かお悩みのこと、お困りのことがありましたら、身構えることなく何でもお話いただければと思います。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

種田 将 院長 MEMO

精神科専門医

  • 出身地:東京都杉並区
  • 出身大学:北里大学医学部
  • 趣味:野球、サッカー、ゴルフ
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』
  • 好きな場所:地元の阿佐ヶ谷
  • 好きな言葉・座右の銘:「なるようになる」

種田 将 院長から聞いた
『ADHD』

落ち着きがない・ミスを連発する「ADHD」とは?

不注意・多動性・衝動性の大きく3つの症状が現れるADHDについては、現時点でははっきりとした原因が分かっていません。幼少期は常に体のどこかを動かしているような落ち着きのなさ(多動性)が見られることが多く、成長するにつれて簡単なミスを繰り返す(不注意)ようになることが一般的です。また、先を読まずに行動して後になって困ってしまう(衝動性)こともあり、症状の現れ方は人それぞれ違います。

ADHDの患者さんの中には、適切な診断がつかないまま大人になり、多くのことを求められる社会人になってケアレスミスを連発するようになり、ようやく受診や治療に結びつくケースも少なくありません。治療法としては、対話によって解決策を見つける精神療法や薬物療法があります。また、家族をはじめとした周囲の人が病気のことを理解して、患者さんが「その人らしい生活」を送れるように、適切なサポートを行うことが大事です。

グラフで見る『種田 将 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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