陣内 賢 院長への独自インタビュー

医療の道に進んでほしいという親の思い

幼い頃から、医療の道に進んでほしいという親の思いはあったように思います。叔父が歯科医で、側で見ていた父がそれを素敵な仕事だと感じていたのでしょう。私が耳鼻咽喉科を選んだのは、外科と内科、両面からしっかり関わることが出来るという理由からです。範囲が広い分野なので、選択後の可能性を多く残したかったという面もありますね。海外留学から日本に帰って来て総合病院に勤務し、開業場所に関してはその頃からずっと探したのですが、2001年にここ笹塚で開業しました（京王線笹塚駅より徒歩2分）。都内にしてはスペースも広く、ゆったりした空間で快適な環境を提供できるところがとても気に入っています。

色々な判断をする上でバランス感覚を大切に

開業以来、圧倒的な技術と快適さ、無限のソリューションの提供をコンセプトに掲げて診療を続けてきました。ある病院で、「医療サービスは安全性と技術の高さが本質であり最低限。その先に快適さがある。しかし、最も価値のあるサービスは、患者さん自身ができることを与えてあげることだ」ということを教わりました。接遇やホスピタリティももちろん大切ですが、今の医療はその部分に重点をおきすぎているように思います。患者さんそれぞれのことを理解した上で、その方に合った生活習慣や予防法の指導をすることこそが、最も価値のある医療の本質だと私は考えています。そうすることで患者さん自身が体調を修正することも可能になります。指導が長くてうるさく思われる方もいるかもしれませんが、この部分に関しては特に力を入れています。
また、「偏らない・こだわらない・とらわれない」ということにも気をつけていますね。色々な判断をする上でバランス感覚を大切にするようにしています。

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