東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

磯村 好洋 院長

YOSHIHIRO ISOMURA

亀戸駅北口徒歩2分!高い専門性を地域の方々の健康に役立てたい

山形大学医学部卒業。東京大学大学院博士課程内科学専攻修了(医学博士)。東京大学医学部附属病院 消化器内科、旭中央病院 消化器内科、関東中央病院(消化器内科医長)、杏雲堂病院(消化器内科科長)勤務を経て、2024年7月に『亀戸駅前いそむらクリニック』を開院(JR総武線「亀戸駅」北口より徒歩2分)。

磯村 好洋 院長

磯村 好洋 院長

亀戸駅前いそむらクリニック

江東区/亀戸/亀戸駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科
  • ●皮膚科
  • ●美容皮膚科

いつまでも健康で過ごしていただくために、バランスの良い医療を提供していきたい

磯村 好洋 院長

父が町の歯医者さんでした。自分の仕事に自信と誇りを持ち、患者さんに頼られている姿を子どもの頃から見てきましたので、その影響は多分にあったと思います。歯科ではなく医科を選んだのは、体全体への興味からでした。中で消化器内科に進んだのは、父と同じ手先の器用さをいかせる分野であったこと、おなかに関する悩みを持っている方が多く、身近な存在として広く診ていくにはもっとも近い道と考えたからでした。
医師になって20数年が経ちますが、この間、内視鏡をメインに診療を行ってきました。ご存知のように病院では専門性が重視されますので、私に関して言えば、朝から晩までずっと内視鏡にまつわることを担当していました。それは大切な仕事ですが、一方で患者さんが困っているのは消化器だけではありません。消化管だけを診ていればその人の健康を保てるかというと、そうではないのです。健康寿命をのばすには、内視鏡だけではなく消化器の他の分野も大切ですし、それこそ生活習慣病や肥満予防といったことに目を向けていく必要があります。「バランスの良い医療を提供したい。」「病気になってからの医療だけでなく、病気にならないための予防医療も実践したい。」そう考えたことが、自らのクリニックを開く動機となりました。

「おなか」のスペシャリストとして培ってきたスキルを活かして

磯村 好洋 院長

消化器内科医として20年以上の臨床を経験し、内視鏡治療についてはより高度な手技を要求されるESDなどの専門治療を行ってきました。ESDとは、早期の胃がんや大腸がん、食道がんを薄皮一枚剥いでいくような治療で、習熟している医師はそれほど多くはありません。ESDは入院が必要な治療ですので、クリニックでは行うことはできませんが、大腸カメラの挿入やポリープの切除など、微妙なスコープの操作技術が要求される場面では、培ってきた技術と経験が大いに役立てると考えています。

『亀戸駅前いそむらクリニック』は2024年7月に開院いたしました。患者さんの中には病院勤務時代に私が内視鏡検査を担当した方が多く来院されています。自分で言うのもおこがましいのですが、たくさんの方がリピートを望んでいただけるのは。ご満足いただける検査を提供してきたからこそと思っています。

内視鏡検査へのハードルをできるだけ低く感じていただけるように

磯村 好洋 院長

「自分であればこういう施設で検査を受けたい」と思える環境を整えています。内視鏡のカメラやシステムは最新鋭のものを導入していますし、大腸検査前に下剤を飲んでいただくスペースや検査後のリカバリールームもご用意しています。麻酔を併用することでほぼ寝ているうちに検査や治療を行うことができますので、以前の内視鏡検査がつらかったと躊躇される患者さんも安心して受けていただくことができると思います。
大腸カメラは、検査前の下剤が大変なのです。スタンダードとしては検査当日に2.0ℓ近い下剤を飲んでいただくのですが、かくいう私自身が飲みきれないこともあり、前夜と当日と2回に分けて飲んでいただく方法など、下剤の種類も様々なものを取り揃えています。検査への不安や負担をできる限り軽減し、検査への敷居を低く感じていただければと思っています。

スペシャリスト(専門医)である以前にジェネラリスト(総合診療医)でありたい

初めにもお話ししましたが、内視鏡だけ診ていても健康寿命が延びることはありません。ピロリ菌にもともと感染していない人は胃がんのリスクがほとんどありませんし、大腸ポリープをすでに処理済みの人は毎年検査をする必要はありません。人によっては動脈硬化による脳心血管疾患を防ぐために血圧や血糖値のコントロールが大切ということもあるでしょうし、ご高齢の方であれば骨粗しょう症の治療を優先することもあるでしょう。リスクはゼロにはなりません。「ごく稀にこういうこともある」ということを考え始めれば、あらゆる検査をしなくてはならないことになります。1人ひとりの方の背景にある疾患リスクを考え、予防のための対応、リスクに応じた検査間隔、優先順位を考えた投薬など、バランスの良い医療を提供していきたいと考えています。

健康寿命を延ばすということを考えると、予防医療が重要です。ピロリ菌を除菌して胃がんのリスクを抑えること、大腸ポリープを切除して大腸がんを予防することなどを考えれば、内視鏡もその一環と言えるでしょう。また様々な病気のリスク因子となることを考えれば、肥満に目を向けることも重要です。私も注意していますが、若い時と同じような食事を摂っていれば、基礎代謝は落ちていますから太ってしまうのは自明のことです。将来のリスクを回避するためにも、時間というコストをかけて適切な運度やバランスの良い食事を摂ることが大切で、そうしたことも皆さんにお伝えしていければと思っています。

これから受診される患者さんへ

皮膚科医である妻(磯村 清子 医師)も診療を担当しています。特にご年配の方は、内科的な疾患と皮膚科的なお悩みを同時に抱えている方が多く、その意味では内科と皮膚科が1つのところで診れることには大きなメリットがあると考えています。小手術にも対応し、幅広いお肌のトラブルに応えることができるように努めてまいります。

お身体のことで何か不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。自分の家族であればどのような対応をするかという目線で、しっかり丁寧に、かといって過剰にならないようなバランスの良い医療をご提案してまいります。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

磯村 好洋 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:千葉県
  • 出身大学:山形大学
  • 趣味:登山、温泉、スキー
  • 好きなこと:アウトドア
  • 好きな場所:富士山
  • 座右の銘:「継続は力なり」

磯村 好洋 院長から聞いた
『大腸がん[直腸がん・結腸がん]』

大腸のポリープは想像以上に多くの人に見つかるもの

男女の別なく大腸がんは増加傾向にあり、女性については癌死の1位が大腸がんとなっています。恐ろしい病気であることは確かですが、大腸がんはある日突然起こるわけではなく、その多くはポリープが長い時間をかけて成長し癌化するものです。ですから、大腸カメラを行い、ポリープが見つかれば処置をすることで大腸がんは防げるということになります。
おそらく、皆さんが想像する以上に大腸のポリープはよくあるものです。私の実感ですが、50歳以上の方の半分以上はポリープが見つかる傾向があるように思います。大腸の病気を調べる方法として、便潜血検査があります。しかし便潜血検査は便に含まれる血の成分を調べるもので、ポリープの有無を判断できるものではありません。大腸カメラを受けるきっかけになるという意味では有効なものですが、便潜血検査だけをあてにせず、大腸カメラを一度は受けることをお勧めいたします。

グラフで見る『磯村 好洋 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION