内山 浩志 院長
HIROSHI UCHIYAMA
子供の感覚を尊重した安心設計のクリニックで、地域の親子をじっくりサポート。
東京慈恵会医科大学卒。米国ボストンダナファーバー癌研究所留学経験を持つ。東京慈恵会医科大学非常勤講師、昭和大学医学部客員教授を務め、久が原駅近くに開業。

内山 浩志 院長
うちやまこどもクリニック
大田区/久が原/久が原駅
- ●内科
- ●小児科
- ●放射線科
- ●アレルギー科
心が綺麗な子供達と一生仕事が出来たら最高。

もともと精神科医を希望していました。精神科の中でもカウンセリングの分野に興味を持っていて、そちらに進みたいと考えていたんですね。ただ、日本における精神科の比重は、いわゆる精神病をあつかうことがメインで、カウンセリングはその中のごくごく限られた分野にとどまっているという現実がありました。さて、どうしたものか?具体的な考えがまとまらないでいた時、ポリクリ(研修)で小児科を回り、子ども達と出会ったのです。
子ども達って、本当に心がきれいなんですよね。 コミュニケーションをとるのに、あれこれ考える必要もない。素直に真っすぐ接すれば、こどもたちは受け入れてくれます。もう圧倒されてしまって、「この子達と一生仕事が出来たら最高だ」と思うようになったのです。まあ、看護師さん達に言わせると、「小児科の先生は、こどもたちと一緒」って言われてしまうんですけどね(笑)。
この地(東急池上線・久が原駅から徒歩3分)を開業の場所としたのは、私なりに考えたことがありました。小児科を開くにあたり、子ども達があふれてるような地域を選ぶというのも1つでしょう。東京で言えば、江戸川区などです。ただ、それだと診療が流れ作業のようになってしまう懸念がどうしても拭えなかった。1人ひとり、じっくり診ることの出来る地域を選ぼうと考え、私の出身である蒲田からほど近いこちらを選んだのです。
子供の感覚に配慮したリラックス空間を実現。

予約というと、大抵は、何時何分という時間予約ですよね。ここではそれが順番予約なんです。だいたい4人目くらいになると、SNSでお知らせがいくようになっています。開業当初はバタバタしていましたが、この予約システムを入れてからというもの、患者さんもストレスなく、私にとっても思い描いていた診療が実現しています。
初めてこちらにいらした方の中には、「ここは保育園?」と思う方も少なくありません。病院というところは、どうしても緊張してしまう。色や形をユニークなものにしたことで、少しでもリラックスして受診してもらえればと思っています。実際、「帰るの、いやだー」と泣いてる子もいますね(笑)。
当クリニックは、こどもの考え、視覚、行動等を考慮して作られています。たとえば、ドアに一定の負荷が掛かるとドア板が折れる仕組みがそう。子どもが指を挟みそうになった時には、ポンって折れるようになっているんです。それから、スライドドアや机等にも工夫がしてあります。くつろぐとまでいかないにしても、少しでもリラックスしてここでの時間を過ごしてほしいですね。
全身の診察を行い、隠れた疾患病気を見逃さない。

主訴にかかわらず全身を診ることです。たとえば熱が出ていたとして、胸の音やのどを診て終わりではなく、おなかも触るし、全身を診るのが私のやり方です。
子どもは自分で訴えられないんですよね。だからこそ、病気が隠れている可能性があるわけで、それを見逃さないために全身を診ていくんです。発熱で来た子を触ってみると腫瘤にふれたですとか、そういうケースは決して少なくありません。
お母さんの観察は非常に大事なことであり、それを伺った上で診察に臨むのが基本。加えて、頭のてっぺんからつま先に至るまで全身を診ていくことを私はモットーとしています。
どんな病気であっても診察できる。それが小児科医。
やはり、感染症でしょうね。呼吸器系のもの、消化器系のもの、中枢神経におよぶもの。色々ある中で、適切に判断して適切に治療をおこなっていくことが、私たち小児科医にとって最も注意すべきことと考えています。
小児科医とは、総合小児科医なのです。私の場合、勤務医時代は血液腫瘍(小児がん)を専門としていましたけども、その一方で一般診療もおこなってきました。つまり、総合小児科というベースがあって、その上に2階建てで専門が存在しているという感じかもしれません。どんな病気であっても診れないことには始まらない。それが小児科医だと思っています。
これから受診される患者さんへ。
「三つ子の魂百まで」と言いますが、私たち小児科医にとっては、「一つ子の魂百まで」なのです。今は国として、保育園を充実させ、お母さんを助けていくという形になっています。それ自体、なんら悪いことではないのですが、保育園にこどもを預けるということは、母と子で過ごす時間が限られるということになります。1歳、遅くとも1歳半までの間に、母と子の結びつき、いわゆるアタッチメントが充分に形成されなければ、その子は一生不安な気持ちを抱いたまま大きくなっていく可能性があります。保育園に子供を預けるのは無理もないこと。であればなおさら、こどもとの愛情関係を密にすることを考えていただきたいのです。
乳児健診のときなど、病気のことはもちろん、子育てや親子関係の構築についてお気軽にご質問ください。出来る限り、皆様のお役に立っていきたいと考えています。
※上記記事は2015年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
内山 浩志 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:読書、ダイビング
- 好きな本:村上春樹、池澤夏樹、夏目漱石、芥川龍之介
- 好きな映画:フォレスト・ガンプ/一期一会
- 好きな言葉:ライ麦畑でキャッチャー
- 好きな映画:オールジャンル
- 好きな場所:バリ島
グラフで見る『内山 浩志 院長』のタイプ
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どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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