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【2024年】おすすめの電子カルテランキング10選!機能や特徴を解説

電子カルテの導入を検討する場合、「どんな電子カルテが良いのか?」と疑問に思うことが一度はあるはずです。

電子カルテの普及に伴い、各社がしのぎを削って開発しているため、どの電子カルテを使えば良いのか迷ってしまうかもしれません。

そこで、今回はおすすめの電子カルテを10個紹介します。

それぞれの電子カルテにどんな特徴・機能があるのか料金はどのくらいかかるのかを調査し、まとめました。

また、記事の後半では電子カルテを選ぶ際の注意点も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

おすすめの電子カルテランキング10選を紹介

ここでは、おすすめの電子カルテランキングとして、10個の電子カルテを紹介します。

  1. SymView
  2. CLIUS
  3. エムスリーデジカル
  4. CLINICSカルテ
  5. Medicom-HRf
  6. きりんカルテ
  7. セコム・ユビキタス電子カルテ
  8. Qualis Cloud
  9. m-KARTE
  10. BrainBoxCloud

それぞれの電子カルテについて、特徴や導入費用などを解説します。

①SymView

項目 内容
特徴 電⼦カルテや予約システム等と正式連携し事務作業の効率化を図る
主な機能 電子カルテ直接連携(URL連携)
QR連携
オンライン診療クロンと正式連携
⾼度な予備問診による医師問診の省⼒化
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社レイヤード
ホームページ https://www.media-cf.co.jp/service/symview/

1つ目に紹介するのは、SymViewです。

SymViewは電子カルテではなくWeb予約システムですが、電子カルテとの連携が非常にスムーズなので、ここで紹介しています。

連携方法も2つ用意されており、そのうちのQR連携を使えば、どんな電子カルテでも連携できるのです。

SymViewの詳細について問い合わせる

②CLIUS

項目 内容
特徴 Mac・Windows・iPadで自由に操作できるクラウド型電子カルテ
主な機能 WEB問診
予約機能
オンライン診療/在宅診療
バックアップ
薬用量機能
初期費用 200,000円
月額費用 12,000円
運営会社 株式会社DONUTS
ホームページ https://clius.jp/

2つ目に紹介するのは、CLIUSです。

MacでもWindowsでも操作できるほか、iPadでも操作できるため、持ち運びも容易にできる電子カルテです。

問診機能や予約機能も搭載されているため、多くの機能をCLIUSだけで賄うことができます。

公式HPはこちら

③エムスリーデジカル

項目 内容
特徴 5年連続クラウド電子カルテシェアNo.1(m3.com調査 2022年1月)
主な機能 M3 DigiKar モバイル
検査結果ビューアー
適応症の自動学習(AI)
iPad手書きカルテアプリ
処置行為自動学習(AI)
処方監査オプション
初期費用 無料
月額費用 税抜9,800円〜
運営会社 エムスリーデジカル株式会社
ホームページ https://digikar.co.jp/

3つ目に紹介するのは、エムスリーデジカルです。

電子カルテの弱点は、手書きができないことが挙げられていましたが、エムスリーデジカルではiPadに手書き用のアプリが搭載されています。

これにより、タッチペンを使うことで、紙のカルテと同じ容量で電子カルテを使うことが可能になります。

公式HPはこちら

④CLINICSカルテ

項目 内容
特徴 予約・問診・診察・会計を一元管理
主な機能 受付管理
患者登録
テンプレート・セット登録
ファイル管理
適応症・投与量チェック
会計
初期費用 要問い合わせ
月額費用 税込40,000円〜
運営会社 株式会社メドレー
ホームページ https://clinics-cloud.com/karte

4つ目に紹介するのは、CLINICSカルテです。

予約から問診、診察、会計に至るまで、全てを一元管理できるのが特徴です。

これにより、スタッフが余計な負担を負わなくて済むため、働き方が改善され、生産性が高まるでしょう。

公式HPはこちら

⑤Medicom-HRf

項目 内容
特徴 40年以上の実績を誇るシェアNo.1カルテ((株)矢野経済研究所調べ 2021年9月)
主な機能 リアルタイムチェック
病名予測と自動置換・照合
算定アシスト標準搭載
時系列・分割表示
複数条件・テキスト検索
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 PHCホールディングス株式会社
ホームページ https://www.phchd.com/jp/medicom/clinics/mchrf

5つ目に紹介するのは、Medicom-HRfです。

40年以上の実績により得た知見をもとに、医師が使いやすい電子カルテを追求しています。

数ある電子カルテの中でも、トップクラスのシェアを誇るため、質に関しては申し分ないでしょう。

公式HPはこちら

⑥きりんカルテ

項目 内容
特徴 豊富な機能が追加費用なしで標準搭載
主な機能 日レセクラウドとの連携
予約機能
在宅機能
自由診療機能
画像撮影アプリ
初期費用 無料 ※別途「日レセクラウド」の初期費用がかかります
月額費用 無料 ※別途「日レセクラウド」の月額費用がかかります
運営会社 PHC株式会社
ホームページ https://xirapha.jp/

6つ目に紹介するのは、きりんカルテです。

レセプト作成を行う日レセクラウドとセットで使う電子カルテであり、きりんカルテの分の費用は一切かかりません。

予約機能が搭載されているだけでなく、在宅診療や自由診療にも対応しているため、幅広い使い方ができるでしょう。

公式HPはこちら

⑦セコム・ユビキタス電子カルテ

項目 内容
特徴 セコムによる安全・安心なセキュリティ体制
主な機能 外来機能
入院機能
在宅機能
カルテ入力支援ツール
レセコン連携
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 セコム医療システム株式会社
ホームページ https://medical.secom.co.jp/it/karte/ubiquitous/

7つ目に紹介するのは、セコム・ユビキタス電子カルテです。

1番のウリは、安心安全のセキュリティです。

電子カルテには患者様の大切な情報が入っているため、セキュリティ対策は万全にしておく必要があります。

公式HPはこちら

⑧Qualis Cloud

項目 内容
特徴 多機能なのに直感的な使い心地
主な機能 診療アラーム
付箋機能
会計
受付一覧
音声入力
処方チェック
予約機能
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社ビー・エム・エル
ホームページ http://www.bml.co.jp/business/system.html

8つ目に紹介するのは、Qualis Cloudです。

多くの機能が搭載されていますが、画面がゴチャゴチャすることなく、非常に使い心地が良いです。

診療アラームや付箋機能、音声入力など、様々な機能があるので、ぜひ試してみてください。

公式HPはこちら

⑨m-KARTE

項目 内容
特徴 わかりやすく見やすいレイアウト
主な機能 患者情報管理
カルテナビゲーター
モニタリング機能
処方チェック
予約業務
院内コミュニケーション
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社LSIメディエンス
ホームページ https://www.medience.co.jp/mkarte/index_mkarte.html

9つ目に紹介するのは、m-KARTEです。

富士通と株式会社LSIメディエンスが力を結集して作った電子カルテであり、その性能は申し分ありません。

また、性能が高いだけでなく、使う側にも配慮し、見やすいレイアウトになっているため、電子カルテの基礎がわかっていれば誰でも操作できるでしょう。

公式HPはこちら

⑩BrainBoxCloud

項目 内容
特徴 リアルタイム処方チェックを実現
主な機能 AI学習による提案や予測
豊富な医薬品データベース
クロルプロマジン換算機能
文書作成支援機能
過去カルテ・SOAPソート表示
複数患者カルテの切替表示
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社 湯山製作所
ホームページ https://www.yuyama.co.jp/product/products/karte_cloud.html

10個目に紹介するのは、BrainBoxCloudです。

高機能で、かつ使いやすさも抜群のクラウド型電子カルテです。

会計システムとの一体型になっているため、レセプト業務の負担を減らすことができます。

公式HPはこちら

電子カルテを選ぶ際の注意点

ここでは、電子カルテを選ぶ際の注意点を3つ解説します。

  • 操作しやすいか
  • 安定性があるか
  • 他のシステムとの連携がしやすいか

1つずつ確認していきましょう。

操作しやすいか

1つ目は、操作しやすいかです。

操作性が高ければ、業務がスムーズに進められるようになります。

業務が効率的にできると、患者さんを待たせることがなく、患者満足度の向上につながるでしょう。

しかし、製品仕様だけをみて操作性を判断するのは難しいので、試しに使ってみて操作しやすい電子カルテを導入しましょう。

安定性があるか

2つ目は、安定性があるかです。

電子カルテに安定性がなければ、業務に支障が出てしまいます。

しかし、安定性も製品仕様だけをみて判断するのは難しいです。

そのため、すでに電子カルテを導入している施設を見学したりサポート体制を確認したりするのがおすすめです。

万が一、安定的に起動できなかったときに、サポート体制が充実していると、すぐに復旧できるため、サポート体制に目を向けることも大切だといえます。

ぜひ安定性にも目を向けて選ぶようにしましょう。

他のシステムとの連携がしやすいか

3つ目は、他のシステムとの連携がしやすいかです。

電子カルテは、医療機関のデジタル化において中心的な役割を果たします

そのため、電子カルテ単体で動作させるのではなく、予約システムや会計システム、薬剤情報、検査システムなどと連携することが非常に大切です。

それにより、大幅に業務を効率化できるようになるため、他のシステムとの連携を意識しましょう。

まとめ

今回は、電子カルテのランキングを紹介しました。

10個の電子カルテに関して、それぞれの特徴や機能を比較しています。

また、導入する際の3つの注意点も解説しているので、導入する電子カルテを検討する際に、ぜひ参考にしてみてください。