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動物病院を開業するには?流れやポイントを紹介!

「動物病院を開業するメリットって何?」

「動物病院を開業するにはどうすれば良いのかな?」

このような疑問を抱えていませんか?

動物病院を開業するためには、さまざまなステップがあり、難しそうに感じてしまいますよね。

そこで、動物病院を開業しようとする方向けに、以下の内容を紹介します。

  • 動物病院を開業するメリット・デメリット
  • 動物病院を開業する流れ
  • 動物病院を開業する際のポイント
  • 動物病院の開業に際して信頼できる相談先

ぜひ最後まで読んで、動物病院を開業するための基本知識を身につけましょう。

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動物病院を開業するメリット・デメリットは?

動物病院を開業するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット・デメリットを把握しておくことで、動物病院を開業する際のイメージがしやすくなるでしょう。

動物病院を開業するメリットは?

動物病院を開業するメリットは3つあります。

  • 理想の動物病院を作れる
  • 収入アップにつながる
  • 夜勤明けの出勤がない

1つずつ解説していきます。

①理想の動物病院を作れる

1つ目は、理想の動物病院を作れることです。

勤務医では、一病院の従業員として働くため、自身が思い描く理想の動物病院にするのは難しいことでしょう。

しかし、開業をすれば自分がハンドリングできるため、理想の動物病院を簡単に実現できます。

ぜひ、動物にとっても、飼い主にとっても、従業員にとっても理想の動物病院を作ってください。

②収入アップにつながる

2つ目は、収入アップにつながることです。

もちろん全ての場合で収入アップするとは限りませんが、工夫して経営をすれば利益が増え、自分の収入もアップさせられるようになるでしょう。

しかし、そのためには並々ならぬ努力が必要になる場合がほとんどなので、その点は意識しておくと良いでしょう。

③夜勤明けの出勤がない

3つ目は、夜勤明けの出勤がないことです。

勤務医の場合、夜勤後、寝ずにそのまま出勤することもあります

しかし、開業医になれば医院が開いている時間に出勤をすることになるため、夜勤明けの出勤をすることはなくなるでしょう。

動物病院を開業するデメリットは?

続いて、動物病院を開業するデメリットも3つ紹介します。

  • 赤字のリスクを背負う
  • 集患が難しい
  • 従業員や売上の管理が大変

1つずつ解説します。

①赤字のリスクを背負う

1つ目は、赤字のリスクを背負うことです。

動物病院を運営するには多額の費用が必要になります。

不動産の契約や設備投資に莫大な資金が必要となるからです。

自身で全て用意できない場合は、金融機関から借り入れることにもなります。

しかし、思うように売り上げが伸びないと、運営資金をまかなうことができず、赤字になってしまいます。

最悪の場合、金融機関への返済や従業員への賃金の支払いなどが滞ってしまうため、余裕を持った資金繰りをしましょう。

②集患が難しい

2つ目は、集患が難しいことです。

ほとんどの人は、今までに通っている動物病院に通い続けるため、新規開業のクリニックは集患に苦労する場合が多くなります。

既存医院との違いを見せることで集患したり、新しく動物を飼い始めた方を狙って集患したりするなど、対策を打つ必要があります。

少々大変なことではありますが、クリニックを軌道に乗せるためには大切なことなので、手を抜かずにやり切りましょう。

③従業員や売上の管理が大変

3つ目は、従業員や売上の管理が大変なことです。

勤務医でも数人の医師を束ねる立場にいた方もいるかもしれませんが、開業医になるとサポートスタッフの面倒を自身で見なければなりません。

具体的には、給料の管理やモチベーションの維持などが挙げられます。

また、売上等の資金繰りも自身で行わなければならないため、かなり手間が増えます。

そのことにより、悩みが増えストレスを抱えてしまう場合があるので、ストレスを発散できる場所を見つけておくと良いでしょう。

動物病院を開業する際の流れとは?

ここでは、動物病院を開業する流れを紹介します。

動物病院は一般的に以下の通りの流れで開業することになります。

  1. 開業の目標設定
  2. 事業計画の策定
  3. リサーチ
  4. 土地・物件選定
  5. 設備・内装の工事
  6. 集患のためのPR
  7. スタッフ採用・研修

1つずつ解説します。

①開業の目標設定

1つ目は、開業の目標設定です。

具体的には以下のような内容を考えていきます。

  • 動物病院の理想像
  • 売上目標
  • 年収目標
  • 雇う従業員の数
  • 提供する医療サービス
  • 動物病院の予算

特に、数字で目標設定できる項目に関しては、具体的な数字まで考えられると良いでしょう。

「たくさん稼ぎたい」よりも「年収2,000万円を達成したい」のように、具体的な数字にした方がイメージが湧きやすいため、目標には適しています。

②事業計画の策定

2つ目は、事業計画の策定です。

1つ目で立てた目標をもとに事業計画を策定します。

事業計画書は金融機関における融資の際に参考資料となる書類であり、また開業後も方針を示したコンパスとしての役割を果たすため、きちんと考えましょう。

融資してほしい金額や返済の見込みなどを記載しておくことが大切です。

③リサーチ

3つ目は、リサーチです。

自身でリサーチしても良いのですが、専門的な知見があまりに少ないため、リサーチをしても適切な結果が出ない可能性があります。

そのため、リサーチは専門家に頼って行うべきです。

的確なリサーチをすることで、土地や物件の選定が非常にやりやすくなります。

④土地・物件選定

4つ目は、土地・物件選定です。

リサーチした内容をもとに、適切な場所を定めていきます。

駐車場があるのか、人通りが多いのか、近隣の環境は落ち着いているか、などを見定める必要があります。

開業後にトラブルにならないために、物件を選定した後は、近所の方に挨拶に行くと良いでしょう。

⑤設備・内装の工事

5つ目は、設備・内装の工事です。

物件が決まれば内装の工事に入ります。

その際、必ず導入する機器を決めてから工事を開始するようにしてください。

工事した後に「やっぱり機器が入り切りませんでした」「機器のせいで通路が細くなりました」という事態になることを防ぐためです。

必ず機器を選定したあとに内装工事をするようにしてください。

⑥集患のためのPR

6つ目は、集患のためのPRです。

いくら立地がよくても、いくら外観が綺麗でもPRをしなければ集患数は増えません。

新規開業の動物病院ならなおさらでしょう。

すでに行きつけの動物病院がある方がほとんどなので、その選択肢に自身の動物病院を入れてもらわないといけないのです。

SNSやWebを使ったりチラシを配ったりすることで、認知を拡大していきましょう。

⑦スタッフ採用・研修

7つ目は、スタッフ採用・研修です。

来てもらった方に次回以降も繰り返し来てもらうには、接客の仕方が非常に重要です。

あなたがどれほど親切に動物を診ても、受付で雑な対応をしていれば2回目はありません

経営理念に合致するスタッフを採用して、繰り返し研修をすることで、全体のレベルを上げることが大切です。

動物病院を開業する際の3つのポイントとは?

動物病院を開業する際には、次の3つのポイントを意識すると良いでしょう。

  • 情報収集を徹底的に行う
  • 事業計画を慎重に立てる
  • 信頼できる相談相手を探す

1つずつ解説していきます。

①情報収集を徹底的に行う

1つ目は、情報収集を徹底的に行うことです。

進出しようとしている場所に競合となる医院があるのか、そもそも集客が見込める場所なのか、などを徹底的に調べます。

調べることで低減できるリスクは多くあるため、妥協せずに徹底的に情報収集をしましょう。

②事業計画を慎重に立てる

2つ目は、事業計画を慎重に立てることです。

大きく成長したいと考えると、どうしても攻めた事業計画になりがちです。

しかし、計画したものが全てうまくいく世界ではありません。

意図していないところで失敗する可能性もあり、確実にキャッシュが入ってくるとも限りません。

そのため、積極的な事業計画よりもむしろ慎重に計画を立てて、それを上回ればラッキーと捉えるようにするのが良いでしょう。

③信頼できる相談先を探す

3つ目は、信頼できる相談先を探すことです。

今までは、疑問点などが生じた場合、同じ病院に勤める人を頼りにできました。

しかし、開業をすると相談できるような人が身近にいなくなります。

そのため、信頼して相談できる相手を探しておくことが重要です。

具体的に誰に相談すれば良いかは以下で解説します。

動物病院の開業で困ったら誰に相談すればよいか?

動物病院を開業しようと志しても、なかなか全てがうまくいくとは限りません。

そこで、気軽に相談できる人がいると良いですよね。

そこで、おすすめの相談先として挙げられるのが、以下の3つです。

  • コンサルタント
  • 税理士
  • 社会保険労務士

1つずつ解説していきます。

①コンサルタント

1つ目は、コンサルタントです。

動物病院を開業する方に向けて、経営方針の決定やマーケティング施策の実施など、さまざまな場面でアドバイスをくれます。

そのため、何か質問ごとがあれば多様な観点から的確な答えを返してくれるでしょう。

ぜひ、経営に関してトータルでサポートしてもらいたいと考える場合は、コンサルタントの利用を検討しましょう。

②税理士

2つ目は、税理士です。

主に税金などの面倒を見てくれるのが税理士ですが、中には会社の資金繰りにまで精通している方もいます。

どのようなキャッシュフローを組めばお金の動きが良くなるのか、また給与水準や経費に関してもアドバイスをくれる場合があるでしょう。

そのため、税金面のみならず会社の資金に関係する質問であれば、答えられる税理士の方もいるでしょう。

③社会保険労務士

3つ目は、社会保険労務士です。

主に人事関係の面倒を見てくれるのが社会保険労務士になります。

労働関係の法律に対応したり雇用関係にアドバイスをくれたり、労働関係においてサポートしてくれます。

また、人事コンサルティングなどを行っている社会保険労務士もいるので、人事関係においてもサポートを受けられるでしょう。

まとめ:動物病院の開業を成功させよう!

今回は、動物病院を開業する際に知っておくべき基本事項について解説しました。

動物病院を開業するのは簡単ではありませんが、きちんと準備をすることで成功する確率が高まるでしょう。

ぜひ今回の内容を参考に、動物病院の開業に挑戦してみてください。

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