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小薗江 亮太 院長

RYOTA OSONOE

通いやすさ・快適性に配慮して獣医療をもっと身近に。人と人とのつながりを大切に、動物たちとご家族の暮らしをサポートする

麻布大学獣医学部を卒業後、首都圏各地の動物病院で診療にあたる。一般診療から救急医療・先進医療まで幅広く経験を積み、特に呼吸器疾患については豊富な知識と経験を誇る。2023年4月『渋谷動物医療センター』を開設し、現在に至る。

小薗江 亮太 院長

小薗江 亮太 院長

渋谷動物医療センター

渋谷区/渋谷/渋谷駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●フェレット
  • ●ウサギ
  • ●鳥
  • ●その他

大好きな犬との出会いが獣医師を目指すきっかけに

小薗江 亮太 院長

小学生のころ近所の家に大好きな犬がいて、学校に行く途中に顔を見に行くのが楽しみで仕方ありませんでした。その子は警察犬になるはずが最終試験に落ちてしまったとかで、育ての親であるご家族の元に戻っていたんですね。とにかくお行儀がよくてお利口な子で、ご家族が「いつ来てもいいわよ」と言ってくださったこともあり、毎日のように足を運んでいました。
そうした背景があったものですから“動物のお医者さん”の存在を知ったときは、すぐに「なりたい!」と思いました。ただ単に動物に関わる仕事というより、病気の動物を治す獣医師に魅力を感じて、卒業文集にも「将来は獣医さんになる」と書いていたほどです。大学受験の際は文系の学部を含めていくつか受験をしましたが、うれしいことに麻布大学に合格し、子どものころの夢を叶えることができました。

人と人とのつながりを大切に、動物たちとご家族の暮らしをサポート

小薗江 亮太 院長

6年間の大学時代は国家試験に向けて勉強する一方で、とにかく悔いのないように遊び尽くしました。現場に出たら脇目もふらず仕事に打ち込もうと考えていましたから、その前にしっかり英気を養っておこうと思ったのです(笑)。そうして無事に獣医師の国家試験に合格した後、一日も早く独り立ちしようと掲げた目標が「年間100件・3年間で300件の手術を担当する」というものでした。その当時、この目標を実現できそうな環境だったのが最初にお世話になった愛知県の動物病院で、早朝でも夜間でもいつでも駆け付けられるようにと病院のすぐ隣に住まいを構えて獣医療に没頭しました。
当初の予定を超えて4年余りで500件以上の手術を経験した後、東京に戻って救急医療に携わったり、いくつかの病院を掛け持ちしたりして、週に7日間仕事をしていた時期もありました。地域のかかりつけ医としての役割(一次診療)を担ったり、大学病院で先進医療(二次診療)を行ったりするなか、獣医療に何より大切なのは“人”であることに気付きました。たしかに診療の主役は動物たちではありますが、私は獣医師として、さまざまな現場で積み重ねた知識や経験を、動物たちとご家族の幸せな暮らしに役立てたいと思っています。そうした“人と人とのつながり”を大切にしながら診療していこうと開設したのが『渋谷動物医療センター』でした。

救急医療や先進医療に携わった経験をいかして納得感のある診療を

小薗江 亮太 院長

『渋谷動物医療センター』では犬・猫をはじめ、うさぎ・モルモット・ハムスターの他、エキゾチックアニマルの診療にも対応しています。レントゲンをはじめとした医療機器が充実していたり、トリミングやしつけ教室を行っていたり……そうしたハード面はほかの医療機関と大きく変わることはないかもしれません。そうした中で自分の強みと言えるのは、さまざまな現場で培ってきた経験と、経験に基づいた確かな知識でしょうか。また、私と同じ志を持ったスタッフが集まってくれていることも心強く思っています。
たとえば一般的な動物病院に勤務していると、診療時間外に動物たちの様子を見ることはありません。診察してお薬を処方して「明日また見せてください」という場合は、翌日までの病状の変化を把握できないわけですね。そうした部分で私は夜間診療や救急医療を経験してきていますから、2時間後の変化や翌朝の容態を予想し考えをめぐらせて、その時々に適した検査や治療をご提案できます。もちろん飼い主さんに対するきめ細やかなケアやご説明も忘れずに、納得感のある診療をしたいと考えています。

通いやすさや快適性に配慮し、獣医療をもっと身近なものに

勤務医をしていた頃に何より残念に思ったのは、治療のタイミングを逃したために救えるはずの命を救ってあげられなかったことです。適切な検査をして原因を見つけ出し、原因に応じた治療を行うことができれば、救うことのできる命はたくさんあります。私は何か特別なことをするというよりも、当たり前のことを“一段上の当たり前”としてお届けしたいと考えていて、そのためにも日々の暮らしの中に当たり前のようにある動物病院をつくりたいと思いました。通いやすい雰囲気でありながら、ここに来れば納得できる答えが見つかるような……飼い主さんから信頼される動物病院になることが今の目標です。
といいましても、医療機関を受診することはハードルが高いと感じている飼い主さんも少なくないでしょう。「定期的な健康診断で病気の早期発見を」と呼びかけても、動物たちに嫌われてしまったり飼い主さんに敬遠されてしまったりしては、適切な治療につなげることはできません。そのため院内環境の快適性を高めるとともに『DOG TERRACE』を併設するなど、この建物全体で動物たちとご家族の暮らしをサポートしていきたいと考えています。また、TikTokなどのSNSで情報発信しているのも、獣医療を身近に感じていただいて受診にまつわる精神的なハードルを下げたいというのが大きな目的です。病気があってもなくても、お悩みの大小にかかわらず、何でもお気軽にご相談いただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『渋谷動物医療センター』は地下鉄「渋谷駅」を出てすぐ目の前にあります。
これまでに経験してきたことは全てが自分の強みになっていると感じますし、診療面だけでなくご家族への配慮といった部分も重視して、“一段上の当たり前”をご提供できると思っています。大切な家族に気になる症状がみられたときはもちろん、「本当にこの治療でよいのか」とご不安なときや「こんなことを聞いていいのかな?」といった小さな疑問も遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小薗江 亮太 院長 MEMO

  • 出身地:東京都中野区
  • 趣味:ロードバイクでサイクリング、麻雀、釣り、お酒
  • 好きな本・作家:伊坂幸太郎
  • 好きな映画:『ショーシャンクの空に』、『ニュー・シネマ・パラダイス』
  • 好きな音楽やアーティスト:洋楽R&Bが好きでよく聞いていたのはアッシャー、最近の邦楽ではオフィシャル髭男dism、バックナンバーなどは運転中に聞いています。
  • 好きな場所・観光地:千葉の房総、由比ガ浜あたりから江の島あたりの海岸ライン 海が好きです。結婚式準備で疲労困憊の中スパマッサージ目的で行ったベトナムのダナンやホイアンにもハマりました(ちゃんとした新婚旅行には行けてません。。。)
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会

小薗江 亮太 院長から聞いた
『犬のケンネルコフ』

長引くかぜの症状は要注意。同居のペットがいる場合は早めの受診を心がけて

英語でケンネル(kennel)は犬小屋、コフ(cough)は咳を意味し、すこし前までは「犬のかぜ」を総称する病名として使われていました。そして人間のかぜと同じように、犬のかぜの約9割は体に備わった免疫の力で自然によくなることが一般的です。

一方で、咳・くしゃみ・鼻水といったかぜの症状がなかなか改善しない場合は、検査によって原因を特定し適切な治療につなげることが大切です。ケンネルコフの原因には11種ほどのウイルスや細菌があり、病気の原因を調べるにはコロナウイルスなどでお馴染みのPCR検査が有効です。検査の結果、細菌が原因であれば抗生剤などを使用し、ウイルスが原因の場合は免疫力を向上させる治療を行います。

ケンネルコフの予防にはワクチンなどがありますが、ウイルス性のものに対する抑制効果はあっても細菌性のものに対する効果は期待できません。とはいえ、多頭飼いをしているなど同居のペットがいる場合は、感染した子から次から次へと感染が広がってしまう恐れがあるため、ワクチン接種や早めの受診を心がけていただくとよいでしょう。

グラフで見る『小薗江 亮太 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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