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石田 曜子 院長

YOKO ISHIDA

最小限の治療とケアで動物を癒す
アジア唯一のアニマル・カイロプロクター

日本獣医畜産大学獣医学科を卒業後、都内の動物病院にて診療にあたるほか、動物看護師の専門学校にて講師を務める。その後、自らの経験をもとにアメリカでカイロプラクティックを学び、アジア唯一の公認カイロプラクターに。豊富なキャリアをいかして、愛着のある地元に開業。

石田 曜子 院長

石田 曜子 院長

アニマルセンター26 モナミ

  • ●犬
  • ●猫

愛犬を亡くしたことをきっかけに、獣医師をめざす

石田 曜子 院長

私が生まれたときから、家にはずっと犬がいて。動物と一緒の生活が当たり前という環境で育ちました。獣医師をめざすきっかけになったのは、愛犬をフィラリアで亡くしてしまったことで、中学3年生のときにはもう「獣医さんになろう」と考えていたように思います。
大学卒業後、研修を経て都内の動物病院で診療にあたり、さまざまな症例を経験することができました。その後、動物看護師を育成する専門学校の講師になり、当時の教え子がいま、スタッフとして働いてくれているんですよ(笑)。
専門学校の教育部長や付属動物病院の院長を経験するなど、忙しくしていたからでしょうか。この頃から、辛い肩こりや頭痛に悩まされるようになったんです。そんなとき、カイロプラクティックの施術を受けたところ、症状がみごとに解消されていました。本場・アメリカで勉強された先生が、「アメリカには動物のためのカイロプラクティックもあるんだよ」と教えてくださったんですよね。その後、私自身もアメリカにわたって本格的に「アニマルカイロ」を学び、当院の治療にも役立てています。

自分の友達(モナミ)を訪ねるように、気軽に来院を

石田 曜子 院長

2007年に『アニマルセンター26 モナミ』を開設したとき、思い浮かべたのは米・テキサスで目にしたお家でした。医療機関というと、何かと「清潔感のある白」ばかりが多用されるもの。でも私は、アメリカ南部に暮らす人々のようにあたたかみのある、木のぬくもりや優しさが感じられるような建物にしたかったんです(笑)。院内は、アジアンリゾートを思わせるリラックスした空間になっていますので、やって来た動物たちも緊張せず、飼い主さんにもゆっくりとお過ごしいただけるのではないでしょうか。
診療のほか、ペットホテルやトリミングなども承りますので、どうぞお気軽にご利用ください。院名の「モナミ」には、フランス語で「私の友達」という意味があります。友達の家を訪ねるような感覚で、お散歩のついでなどにも気軽に立ち寄っていただきたいですね。

動物たちを丁寧に診る、ドリトル(do little)先生のような診療を

石田 曜子 院長

診療の際に心がけるのは、かのドリトル先生にあやかって「do little」の治療をおこなうこと。やみくもに検査をしたりお薬を処方するのではなく、動物たちを丁寧に診て、さわって、最小限の治療にとどめたいと思っています。そのためには、普段の彼らの様子について、飼い主さんからいろいろなお話を伺うことがとても大切になりますね。
そういえば以前、気温が上がりはじめたゴールデンウィークの頃に、呼吸困難になって運び込まれた猫ちゃんがいたんです。とにかく一旦こちらでお預かりして、しばらく様子を見守っていたところ、とくに治療をしなくても自然と症状が治まったんですね。後からお話を聞いてみると、そのご家庭ではみなさんが揃って制汗スプレーをお使いになるのだとか。「あぁ、それが原因だったのね」と納得するとともに、不必要な治療をせずに済んでよかったと思いました。私が女性の獣医師ということで、安心してお話くださる飼い主さんも多いと思いますが(笑)、ささいなことでも遠慮なさらず、何でもお伝えいただきたいと思います。

病名のつかない不調にアプローチできる「アニマルカイロ」

私がアメリカで習得した「アニマルカイロ」は、動物たちの体の不調に対して、人の手を使ったトリートメントを施し、彼らの背骨や肋骨を調整することによって、ホルモンバランスを整えてあげたり、免疫力をアップさせて自然治癒力を引き出すようなサポートをしてあげます。症状を診断して病名をつけ、お薬を処方したり、手術をしたりする西洋医学とは大きく異なり、「アニマルカイロ」では診断のつかない体の不調にもアプローチすることができるのです。
ふだん一緒に過ごしている飼い主さんが「おかしい」と感じるときは、動物たちの体に何かが起こっているはず。気になって病院を受診して、血液検査などをしても、とくに数値に問題が見当たらなければ、いまの西洋医学では治療のしようがないわけです。一方「アニマルカイロ」の施術後は、動物たちがみんな、スッキリと元気になってくれるんですよ(笑)。私はアメリカで認定されているアジア唯一のカイロプラクターとして、副作用のない安全な施術をお約束したいと思います。

これから受診される患者さんへ

『アニマルセンター26 モナミ』は、西武池袋線・都営大江戸線「豊島園駅」から歩いて10分ほどの場所にあります。ここは私が生まれ育った地元でもあり、動物医療をとおして地域医療に貢献できているとしたら、とても嬉しいことだと思っています。当院では、動物たちを怖がらせることなく、リラックスして過ごせるようにと考えて、お預かりをしているときも、できるだけ自由に動き回れるように配慮しています。
また、院内の壁には湿度やニオイをコントロールしてくれる珪藻土を使用するなど、飼い主さんと動物たちに優しい空間になっています。お友達のお家でお茶を飲むような感覚で、ぜひお気軽にお越しいただきたいと思います。

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

石田 曜子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ガーデニング、仕事(好きを仕事にしているので趣味も兼ねているような感じです)
  • 好きな本:専門書など
  • 好きな映画:テッド、テッド2などのようなコメディ映画が好きです。
  • 座右の銘:Do little, don't do much.(ドリトル(do little)先生の名前にあやかり、あまりやりすぎないこと)
  • 好きな場所:テキサス

石田 曜子 院長から聞いた
『犬・猫の異物誤飲』

リミットは3時間。胃の中に異物があれば回収可能だが、リスクはゼロではない

動物が異物を飲み込んでしまった場合、口から喉、食道を通って胃袋に落ち着きます。異物誤飲の発生からおおむね3時間以内、異物が胃の中にあることが確認できれば、異物を取り出す方法として3つの選択肢をご提案できます。

1つ目の方法は、薬剤の副作用を利用して異物を吐き出させる方法です。ごく簡単な方法のように思われるかもしれませんが、リスクがまったくないとは言えません。2つ目は内視鏡(胃カメラ)とピンセットを使って異物を取り出す方法、3つ目は実際にお腹を開いて異物を取り出す外科手術です。どちらも全身麻酔下で行うためにリスクがつきまとい、手術の場合は傷口から感染する恐れもあります。つまり、いずれの方法も何らかのリスクを伴うものですから「胃の中に確実に異物がある」ことを確認したうえで処置を行う必要があります。

このため異物を取り出す処置を行う前には、レントゲンやエコー(超音波)などの画像検査によって異物の有無、緊急性の有無を判断します。飲み込んだ異物の形状が鋭利なものであれば内臓を傷つける恐れがありますので、早急に外科手術をして異物を取り出す必要があるでしょう。一方で飲み込んだのがビニールやティッシュのようなものであれば、しばらく様子を見ることも一つの方法です。まずは「飲み込んだものは何か」「確実に飲み込んでいるのか」といった情報を集めることが大切になります。

飼い主様にお願いしたいのは、もし噛みちぎった破片を見つけたら受信時にお持ちいただくこと、異物誤飲が疑われる場合はためらわずに受診していただくことです。私たち獣医師はいつでも飼い主様の味方です。「飼い主様が目を離したせい」などと責めることは決してありませんので、大切なご家族様のためにもできるだけ早期の受診をおすすめします。

グラフで見る『石田 曜子 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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