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足立 直隆 院長

NAOTAKA ADACHI

不安になったとき、疑問ができたとき、気軽に話が聞ける動物病院を目指して

北里大学卒業後、関東各地の病院に勤務。2016年3月21日、地元である昭島の地に『あだち動物病院』を開院(JR青梅線「中神駅」より徒歩20分、西武拝島線「西武立川駅」より徒歩20分)。

足立 直隆 院長

足立 直隆 院長

あだち動物病院

昭島市/中神町/中神駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●フェレット
  • ●ウサギ
  • ●鳥
  • ●は虫類
  • ●その他

好きを仕事に

足立 直隆 院長

よく子供で、電車が好きとか、車が好きってありますよね。私の場合、その対象が動物だったのです。虫や鳥をよくスケッチブックに描いていましたね。観るテレビもそちらの方面でした。『すばらしい世界旅行』ですとか、『野生の王国』ですとか。幼稚園の頃だったと記憶していますが、父に初めて買い与えられた本も、『狼王ロボ』(シートン動物記)でした。子供の頃は夢中になって動物図鑑や昆虫図鑑、恐竜図鑑を読んでいたものです。年頃になると今度は、畑正憲さんが獣医師について書き記した本を読むようになりました。獣医師という職業があることを知ったのは、その時が最初だったでしょう。出来ることなら、興味のあることをしていたい。その興味が仕事になり、なおかつ一生やっていけそうなものとして自然に浮かび上がったのが、獣医師だったということなのです。

『あだち動物病院』は2016年3月に開院を迎えました。私は3歳から昭島市に住んでいます。ですから、とにかく地元でやりたいと思い、昭島に場所を求めました。ここは立川市との市境になりますから、昭島、立川の両市から多くの方がいらっしゃっています。加えて、この辺りは車社会なものですから、小平や国立、奥多摩の方からもたくさんの方にご利用いただいていますね。

あらゆる動物の最初の窓口として

足立 直隆 院長

当院では犬猫のみならず、ありとあらゆる動物を拝見しています。比率としては、犬が約4割、猫が2割。残りの4割が鳥、ウサギなどで、このうちの多くが爬虫類というのが当院の1つの特色になります。
当院はいわゆる一次病院という位置づけですが、高度医療を標榜する二次病院という存在がありますよね。しかし、専門病院で予約して文鳥の爪切りに行く人はいないわけです。もちろん、私が診られる範囲はありますけれど、エキゾチックを含めたあらゆる動物の一次病院でありたいというのが私の想いなのです。
人には好き嫌いがありますから、獣医師といえど、爬虫類が苦手な方もいらっしゃいます。幸い、私は子供の頃から身近に感じていましたから、生態なども意識することなく知識として得ていた面があります。つい最近のことですが、「うちのハムスターが頰を掻き続けてるんです……」と飛び込んでこられた方がいらっしゃいました。診察をしてみますと、ご飯が大き過ぎて頬袋がパンパンに膨らんでいたのですが、これなど、なかなかわかりづらいところですよね。働き始めてから勉強したこともたくさんありますけども、小さい頃から「好き」であったことが、今の仕事に大いに役立っていると感じています。

飼い主さんと一緒に考えていきたい

足立 直隆 院長

直接には動物を診るわけですが、飼い主さんの希望が何より優先されることになります。考え方は人それぞれ。一分一秒でも長く暮らしたいという方もおられれば、「いいのいいの、多少太っても美味しいものを食べさせたい」という方もいらっしゃいます。費用の面も含め、その家族にとって何が幸せかということを念頭において治療を提案していく必要があるのです。
長年獣医師をしてきますと、医学的にベストと思える治療が、その飼い主さんにとってベストであるかどうかはまた別であることがわかってきます。医学ですから100パーセントではありませんが、それぞれの選択肢から予測出来ることを飼い主さんにお伝えし、その上で一緒に選んでいくということが求められることになります。おこがましいようですが、私たちは動物の治療のプロフェッショナルです。その立場にあるものとして、正確な情報をお伝えし、飼い主さんの判断の助けになっていきたいと思っています。

獣医師同士、互いの得意分野を生かしていく

例えば心臓病の高度医療をとことん突き詰める、というのも獣医師として1つのあり方でしょう。ただ私の場合、犬猫のみならず、鳥も爬虫類もなんでも診たいという性質なものですから、そのすべてにおいて高度医療に通じるというわけにはまいりません。ですから、限界を見極め、時により専門に通じる病院に紹介するといった姿勢をとっています。そもそも、すべてを「うちで出来る」などとはまったく思っていないのです。一昔前に比べ、獣医師の間のネットワークは充実していますから、情報を共有し、得意なものを得意な人に、というスタンスがこれからは標準になっていくのだろうと思っています。私は、その入り口となることが出来ればいいと思うのです。ひとまず、ここへ来たら安心。飼い主さんにそう思っていただける病院を目指していきたいですね。

これから受診される飼い主さんへ

当院ではLINEを介した情報共有もおこなっています。家でしか症状が出ない子もいますから、その画像や動画を撮って送っていただければ、判断の助けになります。あらゆるツールを用い、便利にご利用いただける場所でありたいですね。
どうぞ、なんでもお聞きになってください。飼い主さんが「おかしい」と感じられたら、それは確実にどこかに異常があるということなのです。ですから、何かいつもと違うと感じられたら、躊躇することなくなんでも仰っていただきたいですね。

※上記記事は2020年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

足立 直隆 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:料理(イタリアン!)
  • よく手にとる本:小動物臨床の学術書
  • 好きな映画:『ゴッドファーザー』
  • 好きな言葉・座右の銘:家内安全
  • 好きな音楽:ロック
  • 好きな観光地:青森

グラフで見る『足立 直隆 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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