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三島 良昌 院長

YOSHIMASA MISHIMA

「この病院に来て良かった」。皆さんにそう思っていただけるような動物目線の医療を提供

北里大学獣医学部獣医学科卒業。都内複数の動物病院に勤務し、2019年1月に『ダリア動物病院』を開院(JR中央本線「阿佐ヶ谷駅」より徒歩8分、東京メトロ丸の内線「南阿佐ヶ谷駅」より徒歩8分、JR中央本線「荻窪駅」より徒歩10分)。

三島 良昌 院長

三島 良昌 院長

ダリア動物病院

杉並区/成田東/南阿佐ケ谷駅

  • ●犬
  • ●猫

縁ある土地で開院を迎えられたことを光栄に思い

三島 良昌 院長

進学を前にして、何に自分の興味が向いているかと考えた時に、人の生き方、そして命ということにそれがあるということに改めて気づかされました。命を扱う仕事にも様々なものがありますよね。医師の仕事もそうでしょうし、命が作られていく、ということに目を向ければ生命工学という道もありました。それからもう1つ、幼いときからずっと側にいる猫や犬たち。その3つの中で獣医学を選んだのは、やはり自分のすぐ近くにあるものを守ってあげたいという純粋な気持ちからだったように思います。
『ダリア動物病院』は2019年1月にオープンしました。ここは、私にとって地元なのです。この辺りも自転車で走り回っていた地域でした。馴染み深く、縁のある土地で開業を迎えられたことをとてもうれしく思っています。

この病院を選んでよかった。皆さんにそう思っていただけるように

三島 良昌 院長

この病院に来てよかった。皆さんにそう思っていただけるよう私たちは取り組んでいきます。それを可能にするものとして、ホームドクターとしてレベルの高い医療を提供すると共に従来の医療者側と飼い主さんの側の視点に加え、新たに動物の視点というものを加味したオーダーメイド医療を提供してまいります。
動物の視点を考慮するという考え方にたどり着いたのは、以前勤務していた病院の院長とそちらで招いていたグリーフケアの先生との出会いがきっかけでした。グリーフケアとは、ご家族が亡くなられた場合などに、残された人々の深刻な心理状態をどうケアしていくべきかということに着目した学問のこと。それは人だけではなく、動物にも同じことが言えるというのがその先生の考えであり、病院全体でその意識を共有していました。
当初は私も半信半疑なところがあったのですけれど、受講し続けていく中で、徐々に変化が芽生え始めました。と言いますのも、自分がそれまで手がけてきた治療も含め、これまでの獣医療は、医療者側と飼い主さんの想いだけが優先され、そこに動物たちが何を望んでいるかということが欠けていたことに気づかされたのです。数日間の入院で完全に治り、そのあとはお家に帰って楽しい未来が待っているのであれば、一時の我慢は許容されるものでしょう。しかし、頑張っても病院にいる時間が長くなるだけでは、その子のことを考えた医療とはとても言えないように思うのです。実際に飼い主の方にとって辛い状態でも犬・猫の気持ちを考えた良い治療ができたと仰ってくださることが多かったように思います。
動物目線で考えてみれば、彼らは家族と一緒に住み慣れた場所で過ごすことを望んでいるはず。治療方法を最終的に決められるのは飼い主さんですが、もう1つの選択肢としてそれを提示するべきと私は思うのです。その結果として、「この病院を選んでよかった」と飼い主さんが思っていただけるなら、それに勝る喜びはありません。

内科医としての腕の見せどころ

三島 良昌 院長

弊院ではもちろん、外科・内科を問わず幅広い症状やお悩みに対応できると自負しています。
普段と様子が違う、ちょっと気になるところがあるといった些細なお困りからご相談にいらして頂ければ、何かしらのアドバイスも出来ると思います。
ペットは人の言葉を話せません。外見でわかる疾患やケガであれば比較的気付きやすいこともあるかもしれませんが、外見ではわからない内科の疾患に関しては些細なことでもお早めにご相談にいらしてください。
内科全般、とりわけ循環器に泌尿器を含む腎臓系、それに消化器に関しては、これまでの経験で培った相応の専門性を持って治療することが可能と考えています。
ワンちゃんにしろネコちゃんにしろ、ちょっとしたことでお腹を下してしまうことはよくあることです。何もせずとも2、3日で治ってしまうのが普通ですが、中には再発を繰り返し、その状態が3、4週間以上に渡って続いてしまうものが慢性腸症と分類されています。これまでは「この子はお腹が弱いね」とされていた傾向があったのですが、それが様々な要因で起こることが徐々に解明されつつあり、対応する検査や治療も整理されてきて、柱となるのが食事療法と薬物療法になります。慢性腸症の原因として食物アレルギーがあり、また腸免疫システムのエラーもその1つとして考えられていて、それらを解決する方法として低刺激性の食事に変えることが大きな効果をあげています。これはすべての治療に共通することですが、伝え方によっては誤解を招く可能性が生じます。ですから何をするにしても、今の状態と治療の詳細について詳しくご説明していますので、しっかりご理解いただいてから治療へと移っていくということを心がけています。

1つの枠にしばられることなく、あらゆる場所から学びを

あらゆる不調を拝見していますが、設備的なことなどを考えても、1人ですべてを完璧に診られるというわけにはまいりません。幸い、都内にはその道の専門家がたくさんおられますから、適切と判断した場合にはすみやかに専門の先生の元へとご案内しています。
それは原則としても、守備範囲はなるべく広く、そして深くというのが理想でしょう。獣医療は今後ますます発展していくと考えられますし、広範囲に渡ってその知識を得る努力を続けるとともに、人の医療からも学びを得ていきたいと考えています。例えば、内視鏡がそうです。この分野については、人の内視鏡の専門医の先生から教えを請うています。自分の感覚ながら、技術面においては長足の進歩を得られていると実感しています。
1人でできることは限られていますし、研鑽を積んでいるとしても、すべてを完璧にという地点にはたどり着けないでしょう。しかし、研鑽を欠かさないことで対応できることは確実に増えていきますし、その中から、当院ならではの特色を打ち出していければと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

『ダリア動物病院』では、初診料をいただいておりません。人の医療においても思い当たることがあるかもしれませんが、1度受診すると、なかなかその病院を変えられないという経験がおありではないでしょうか。経過が良好ならば、もちろんそれで構いません。ですが、先ほどから申し上げているように、1人の人間がすべての治療に精通することは難しいものがあります。そもそも、私は自分の病院だけであらゆる病気を治せるなどというおこがましい考えは全く持ってないのです。地域の病院全体として、強みを持ち寄り、その子を治すことができれば、誰がどうした、ということはあまり意味がないことだと思うんですね。初診料をいただかないのは、その移動のハードルを少しでも低いものにしたいという考えから始めたことです。動物たちの利益というものを最大限にお考えくいただいた上で、あらゆる意味で動物病院をもっと気軽にご利用いただけたらと思います。

※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

三島 良昌 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:料理
  • 好きな本・作家:医療関連書籍/星新一 ショートショート
  • 座右の銘:「自主独立」
  • 好きな音楽:ピアノ
  • 好きな場所:家/「すぐそばに家族がいて、身も心も癒される時間が好きです」

グラフで見る『三島 良昌 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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