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山本 宗伸 院長

MASANOBU YAMAMOTO

猫に配慮した院内設備を揃えた
「猫好きによる、猫好きな方と猫のため」のクリニック

日本大学獣医学科外科学研究室卒業。獣医学生時代から猫医学の知識習得に力を注ぐ。都内猫専門病院で副院長を務めた後、ニューヨークの猫専門病院 Manhattan Cat Specialistsで研修を積み、2016年、「Tokyo Cat Specialists」を開院(都営浅草線・京急本線「泉岳寺駅」徒歩7分)。

山本 宗伸 院長

山本 宗伸 院長

Tokyo Cat Specialists

港区/三田/白金高輪駅

  • ●猫

仔猫を育てた経験が獣医師を目指すきっかけに

山本 宗伸 院長

小学校の時に授乳期の仔猫を拾ったのですが、その子を育てていくのがとても楽しく、将来は動物と関わる仕事をしたいと考えたのが、獣医師を目指した元々のきっかけです。その後、獣医学部に進学したのですが、犬の勉強が多く、猫のことを学びたいとずっと考えていて、猫医学の知識習得に力を注ぎました。そんな中、研修医の先輩から東京に猫専門の病院があると聞いて見学に行き、自分も将来猫専門の病院をやりたいと考えるようになったんです。
卒業後は猫専門の病院で4年間働き、お陰様で一通りの治療はできるようになりました。その後、海外の都心部での猫の診療を学ぶため、ニューヨークの猫専門病院 Manhattan Cat Specialistsに留学。1年間経験を積み、2016年、「Tokyo Cat Specialists」を開院いたしました(都営浅草線・京急本線「泉岳寺駅」徒歩7分)。

内科診療から、眼科・歯科、外科治療まで猫の診療に幅広く対応

山本 宗伸 院長

当院は猫専門の動物病院です。私を含めた2名の獣医師で外科、内科、眼科、歯科を含む猫の病気に総合的に対応しています。レントゲン、心電図、エコー、血液検査など各種検査から診療まで猫に特化することで、安心して治療を受けていただけます。
診療全般で心がけていることは、猫も飼い主さんも安全・安心であること。まずは飼い主さんがどのような治療を求めているのかをお聞きします。猫への接し方には細心の注意を払い、検査はできるだけ手早く、採血も可能であれば飼い主さん同席のもとおこなっており、できる限り負担が少ない、信頼できる治療を提供しています。猫は手術になることはあまり多くありませんが、難易度が高い手術が必要な場合には外科の先生が手術を担当。もし、CTやMRIの検査が必要な場合には動物検診センター 「キャミック」と連携し診療にあたっています。
また、当院では週に一度曜日を決めて、往診もおこなっています。猫の中にはストレスが苦手で、知らない所に来ると態度が豹変してしまう子もいるため、ストレスを減らす意味で始めた取り組みです。待ち時間もなく、慣れた自宅で診療を受けられるメリットがあります。往診エリアは港区周辺、クリニックから車で30分程の圏内です。
当院に来られる猫の種類は、昔から人気があるペルシャやアメリカンショートヘアから長毛種、最近人気があるマンチカンまで様々です。さまざまな種類に対応できるよう、常に新しい医療を学び続け、猫の健康管理のスペシャリストとしてのスキルを高めていきたいと考えています。

猫の行動を考えた院内設備

山本 宗伸 院長

当院は猫を愛する方、そして病院が苦手な猫達のための病院です。開院に際しては東京の都心部での診療を考えていたのですが、周囲が静かな環境でと考え、泉岳寺を選びました。
院内は入口から待合室、診察室、手術室に至るまで猫の性質を考えて設計しているのが特徴です。待合室にはポータブルケージを置くスペースを設置。3つあるシートは仕切りで区切り、猫同士が顔を合わせないように工夫しています。入院室で使用するケージはぬくもりがある木を使用。通常よりも高さがあり、猫が上下運動をすることができます。また、診察室は全て個室タイプで、猫が逃げないよう、高い診察台を使用しました。万が一にも外に出ないようにクリニック入口の扉は二重にしています。

年齢に合わせた健康管理で病気の予防・早期発見を

猫の7歳以上は人間でいう中年期、12歳以降はシニア期で、人間でいう還暦位です。最近は18歳、20歳と高齢まで生きる猫も珍しくありません。長生きになっている理由は、食事を含め、環境が良くなっていることが大きいと思います。とはいえ、普段から病気にならないように早期発見や予防を心がけることが大切ですが、気をつける点は猫の年齢により違ってきます。
子猫の場合は体調を崩しやすいですから、1歳までは気を抜かずに食欲がないなどおかしな様子に気付いたらすぐに受診していただきたいですね。大人から中年世代までは一番病気が少ない時期ですが、外傷の危険が多いほか、病気の可能性もゼロではありません。尿路結石など泌尿器の病気を中心に注意して欲しいですね。そして、老年期は病気が増える時期ですから、食欲・体重・飲水量の項目を特にチェックしてもらい、変化が見られた場合には受診していただくようにしています。
猫全般で多く見られる病気は泌尿器疾患ですが、最近はがんが見つかるケースも増えています。
猫のちょっとした体調不良が早期発見の鍵です。一般的に猫は犬に比べ、体調の悪化が嘔吐という形で表れやすいのが特徴です。ほかにも食欲がない、行動がいつもと違う、毛がバサバサするなど、いつもと違う変化を感じた時には早めに受診いただきたいですね。食事や服薬などその子の状態に合った適切な治療で健康管理をおこないます。

これから受診される飼い主さんへ

飼い主さんからはよく、「他の病院で診察が上手くいかない」「検査のストレスが気になる」といったご相談をいただきます。また、治療内容に関しても「静かな環境で診察して欲しい」という方から「負担が少ない治療をしてあげたい」「最新医療をして欲しい」といただく声はさまざまです。しかし、皆さんに共通しているのは大好きな猫達に最善の治療をというお気持ちです。当院は、猫の専門病院としてそんな飼い主さんのお気持ちに応えるクリニックでありたいと思っています。
診療は併設のペットホテルやトリミングも含め、基本的に予約制なので、安心して受診いただけます。また、当院のスタッフは全員が猫を飼っている愛猫家ですので、飼い主さんの視点でお話しできると思います。ちょっとした体調不良のご相談や爪切りなど、猫達のかかりつけ医としてお気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山本 宗伸 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:運動(ジョギング)
  • 好きな本:人生訓など
  • 好きな映画:邦画
  • 座右の銘:努力し続ける
  • 好きな音楽:邦楽
  • 好きな場所:ジム

グラフで見る『山本 宗伸 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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