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岩井 美知子 院長

MICHIKO IWAI

大切なのはペット達の治癒する力を引き出すこと
西洋医療、東洋医療を駆使して最適の医療を提案する

日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)卒業後、首都圏の動物病院で臨床経験を積む。1991年、吉祥寺で開院。2009年、西荻窪に移転。『ブルーミントン動物病院』の院長として動物達の医療に携わる(JR西荻窪駅南口より徒歩3分)。

岩井 美知子 院長

岩井 美知子 院長

ブルーミントン動物病院

杉並区/西荻南/西荻窪駅

  • ●犬
  • ●猫

動物達と触れ合った体験が獣医師を目指す原動力に

岩井 美知子 院長

高校の時に自分の進路を考えた時、体育系の大学か医療系の道で迷いました。どちらも心魅かれるものがあったからです。最終的に獣医の道を選んだのは両親のおかげだと思います。小さい頃から周りには動物がいる環境でしたし、動物園や動物のいる場所にたびたび連れて行ってくれました。好きな動物の医療に携わりたいと考えたのは、そうした環境で育ててくれたおかげだと感じています。とても感謝しています。
大学卒業後は首都圏の動物病院で臨床経験を積み、1991年、知人の誘いもあり吉祥寺で開院しました。その後縁があって2009年、今の西荻窪に移転。『ブルーミントン動物病院』の院長として動物達の医療に携わっています(JR西荻窪駅南口より徒歩3分)。

西洋医療から代替療法までさまざまな方法を駆使した診療

岩井 美知子 院長

当院の治療の特色として薬や検査機器、手術などによる西洋治療のほかに、漢方などの東洋治療を始めとしてPRA療法などの代替療法があります。症状や状態により使い分けて、ペット本来の持つ治癒力を最大限に引き出します。
治療対象は犬、ネコ、うさぎ、ハムスター。西洋医療で用いるレントゲン、血液検査機器、心電図、超音波装置などの治療機器と合わせて、漢方治療やPRA療法といった代替療法を合わせて治療をおこないます。ペットそれぞれの自然治癒力の回復を願い、さまざまな治療法・検査法から何を選択すれば体や心に負担をかけずに治療できるか気を配りながら診療をおこなっています。幅広い観点から治療しているためか、近隣だけではなく周辺の地域から通ってくださる方もいらっしゃいます。とてもありがたいですね。
また、当院では予防医学にも力を入れています。日々の体作りに大切な食事や健康管理だけでなく、しつけなど精神面でのサポートもできるよう、ワンちゃんのトレーナーやアニマルコミュニケーターなどのスタッフとも連携して診療していきます。

代替療法との出会いと動物の治癒力を引き出す医療

岩井 美知子 院長

私がクリニックを開院したのは1991年。薬や検査を使った治療を学び、試行錯誤をしてきました。しかし、次第に薬を使った治療に疑問を感じるようになりました。薬を使って治療をすることにストレスを感じるようになったのです。西洋医学は増殖した細菌を退治する、痛みを取るなどペット達の苦しみを取る良い治療法の一つです。しかし、西洋医療の基本は症状に対する治療、対症療法です。治癒力が高い状態には西洋薬だけの治療でも有効ですが、ずっと続ける治療には適しません。血圧が高いからとずっと降圧剤を飲むのは、治療の根本からかけ離れた治療だと私は思いました。そこで、何かペット達に良い代替療法がないかと考えたのです。
まず最初に考えたのが鍼による治療です。しかし、鍼による治療は場合によっては症状を隠してしまうこともあります。そこで同じ東洋医学の漢方を取り入れることを考えました。漢方治療というと、時間がかかるイメージがあるかも知れませんが、薬によっては数十分という短時間で症状が改善するものもあります。知人の先生にアドバイスもいただきながら、独学で勉強するなかで治療を受け入れてくれる飼い主さんも増え、結果が出て来ました。しかし、中には漢方の味やにおいをどうしても受け付けず、治療に生かせない子もいることがわかりました。
その後、PRA療法という心にも体にも優しい検査・治療法に出会い、新たに治療の一環として取り入れました。PRA療法というのは「生体共鳴療法」という新しい治療法。もともと人間に対しておこなわれており、副作用やストレスがない治療法で、実績や論文も確立されている方法です。たまたまご縁があり、私自身が治療を受ける機会がありました。動物にも応用できることを知り、いまでは当院の治療法の一つとしてご提案しています。
当院の治療コンセプトはペット本来の治癒力を引き出すこと。西洋薬も上手く活用し、感染した菌や痛みを取ってあげれば、後は自分の力で治していくことができます。医師や飼い主さんはその子の本来持っている治癒力を出せるようにして手助けしてあげることが大切です。そのために何を投与して、どういうことに気をつければいいのかを考えて診療をしています。

飼い主さんのお話をよくお聞きする

診療の際に大切にしていることは、ペットの飼い主さんが「何を心配されているのか、何を望んでいるのか、これからどうしたいのか」といったことを良くお聞きすることです。今の状況でできること、する必要があることについてしっかりお伝えして、時間や費用、お家で飼い主さんができることをお聞きし、飼い主さんのできそうなことから治療の内容を選び、ご提案しています。
いらっしゃる飼い主さんが薬を必要とされて受診したけれど、実は食事を変えるのが一番よい方法だった…と言う場合もあります。また、どうしてあげたらいいのか全く分からない…という方もいらっしゃるので、「今の状態はこうですから、改善するにはこういう方法がありますよ」など飼い主さんも一緒になって、その子を健康にしてあげる方法を探すお手伝いをしています。お話をしながら、問題点をきちんと整理してさしあげることもしています。飼い主さんも治療に参加していただいたほうがご本人のお気持ちも安定しますし、ペットも安心するものです。今まで多くの飼い主さんとお会いしてきましたが、もし天寿を全うしたとしても、一緒に病気と闘うことで、ペット達も穏やかな日々を過ごすことができます。飼い主さんも後悔なく最後の時を迎えられたという方が多いですね。これからも飼い主さんとお話する際には、お気持ちを分かるように接していきたいと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

病気の治療において、薬は一時的に痛みを和らげることや、症状を抑える役に立ちますが、治療のすべてではない…と私は考えています。ペット達が薬を飲まないで健康でいられるのが理想であり、本当の健康です。今の世の中で健康を保つのは難しいかも知れませんが、水や食事などに気をつけるだけでも病気は減らせます。当院ではそういったアドバイスもおこなっていますし、新しくペットを飼われる場合には、最初から来ていただきたいですね。
また、今病気の治療中でなかなか良くならない、元気がなくなってきた…という場合には、薬が負担になっていたり治療法が違っている場合も多いので、ご相談いただければと思います。
動物の治癒力は素晴らしいものです。その子ができるだけ良い状態になるように、それを一緒に見つけていきたいと考えています。ペット達のことで気になることがあれば、できるだけ早くご相談していただければと思います。ほかにも、病院にはペットホテルも併設していますので、旅行などの際にはぜひご利用ください。

※上記記事は2018年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

岩井 美知子 院長 MEMO

  • 好きな場所・観光地:西荻窪

グラフで見る『岩井 美知子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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