目黒洗足動物病院
目黒区/洗足/洗足駅
- 犬
- 猫
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和田 整 院長への独自インタビュー
物心ついた頃には自然と「将来は動物に関わる仕事をしたい」と思うように
高知県の実家では何匹もの猫を、祖父の家では四国犬を3頭飼うなど、動物に接する機会の多い環境で育ちましたので、物心ついた頃には自然と「将来は動物に関わる仕事をしたい」と思うようになっていました。一方で、昔から医療系の本やドラマも好きでした。そのため進路に関しては、医師の道に進むことも考えたのですが、人間相手の医師の場合、基本的には診療科目を何かひとつに絞っていかなくてはなりませんよね。それに対して獣医であれば、内科も外科も全部診ることができる。それが「とても面白そう!」だと思い、獣医の道に進むことを決めました。
私は麻布大学の出身なのですが、在学中から勉強の一環として、大学の先輩が経営する動物病院で診療のお手伝いをさせていただいていました。その先輩に誘われる形で、大学卒業後も引き続きその動物病院に勤務。約3年間にわたって、非常に貴重な経験を積ませていただきました。
そこはいわゆる一次診療の動物病院で、さまざまな症状のワンちゃん・ネコちゃんの診察を行っていましたが、専門的な治療が必要な子に関しては、提携先の大学病院にお送りしていました。しかしあるとき、大学病院で実際にどのような治療が行われるのかわからないままご紹介することに疑問を感じるようになり……。そこで、大学病院での診療についてより深く知るために、そして自分自身のさらなるスキルアップのために、麻布大学の全科研修医制度を利用しまして、文字通り、すべての診療科について学びました。そして研修を終えたのち、町田の動物病院での勤務医経験を経て、2012年に当院を開業し、現在に至っています。
広範かつ高度な医療体制を整え1.5次診療にも対応
まず当院の大きな特徴としては、ワンちゃん・ネコちゃん専門の動物病院である点が挙げられるかと思います。一見ごく普通のことのように思われるかもしれませんが、当院の場合には「ワンちゃん・ネコちゃんしか診ません」というよりは「ワンちゃん・ネコちゃんの診療に特化している」という表現の方が適切かもしれません。
言うまでもなく獣医というのは動物のお医者さんですが、一口に動物と言っても、さまざまな種類があり、そして種類が違えば当然、体の構造や病気の仕組み、そして有効な治療法なども違ってきます。さらには、医学というのは日々進歩していくもの。そうしたことに対応していくためには、無暗に手を広げるのではなくワンちゃん・ネコちゃんの診療に絞る必要があった。その代わりに、在籍する獣医がそれぞれに高い専門性を持ち、それらを結集させることで、ワンちゃん・ネコちゃんの診療に関しては広範かつ高度な医療体制を整えています。
また、そうした専門性の高さを活かして、当院では1.5次診療にも対応しています。通常の一次診療については、基本的には近隣にお住まいの方々がご利用されていますが、1.5次診療については、たとえばセカンドオピニオンを求めて都外からご相談に来られる飼い主様などもたくさんいらっしゃいます。遠方の方に関しては口コミや紹介、SNSなどを通じて当院のことを知っていただけているようで、たいへんありがたく思っています。
和田先生は、私も籍を置いた麻布大学附属動物病院全科研修医の1年先輩ということになります。大学病院で得たものを生かし、地域に根差した1.5次病院を目指されている病院です。