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水石 雄三 院長

YUZO MIZUISHI

「丁寧な診療」をモットーに
動物たちの病気を責任を持って診る

大学卒業後、幅広い診療を経験し、「石神井公園駅」そばに開業。

水石 雄三 院長

水石 雄三 院長

石神井公園動物病院

練馬区/石神井台/石神井公園駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●フェレット
  • ●ハムスター
  • ●鳥

大好きな「犬」と一緒に暮らし、獣医師の道へ

水石 雄三 院長

小さいころから動物が好きで、昔ペット禁止のアパートに住んでいたときからずっと、動物と一緒に暮らしたいなと考えていたんですね。そのうち父が、「それなら動物のお医者さんになったらどうかね」と教えてくれたのです。当時まだ小学生だったと思うのですが、それからずっと、将来は獣医師になろうと決めていました。
そんな私の姿を見て、両親もついに折れてくれまして、小学校高学年にあがるときに引っ越しをして、ようやく犬を飼ってもらえました。両手でも抱えきれないくらいの、大きなシェパードの雑種で、兄弟のなかでも一番面倒を見た記憶があります。中学、高校生のときはサッカーに夢中だったのですが、それでも心のどこかで、この子は私にとって大事な存在で、常に自分を獣医師に向かわせてくれる存在だったのだと思います。その後、獣医師になってから一度大病をしたのですが、奇跡的に元気になってくれました。新米獣医師でしたけど、もうやれるだけのことをやろうと思って、自宅で一生懸命面倒をみていました。その後3年も生きてくれて、18歳の大往生でした。今思い返しても、本当によく生きてくれたなと思います。忘れられない、大切な思い出です。

「丁寧さ」を土台とした対話を大切に

水石 雄三 院長

犬・猫が中心で、ウサギ、フェレット、モルモット、ハムスターなどの小動物にも対応しています。
診療において私がもっとも大切にしているのは「丁寧さ」です。動物たちは自ら症状を訴えることができません。だからこそ、診察の最初には必ず時間をかけて体全体を触診し、小さな変化や異常の兆候を見逃さないようにしています。それが検査や治療の方針を決める大切な出発点となるからです。
麻酔をかけて行う検査や手術も、獣医師にとっては日常であっても、飼い主さんにとっては一大事です。だからこそ、なぜその処置が必要なのか、どんな選択肢があるのかを丁寧に説明し、不安を取り除いたうえで進めていきます。治療とは獣医師が一方的に決めるのではなく、飼い主さんとの対話を通じて、最良の方法を共に選び取っていくものだと考えています。

病気の「見立て」と「治療の選択肢」を支える検査体制

水石 雄三 院長

当院では、一般診療に欠かせないレントゲンや超音波検査に加え、内視鏡も導入し、消化器疾患などの診断にも対応しています。より高度な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な専門機関をご紹介するよう心がけています。昨今は獣医療も専門化が進み、飼い主さんのニーズも多様化しています。だからこそ、私たち一次診療の現場に求められるのは、確かな見立てと、適切なタイミングでの案内です。
たとえば腫瘍などのケースでは、「当院でどこまで対応できるのか」「より専門的な治療が可能な施設ではどのような選択肢があるのか」といった情報を、あらかじめしっかりと収集しておくことが重要になります。そのうえで、患者さんにとって最善の道筋を示せるよう、日々努力しています。
もちろん、飼い主さんの中には「先生のところでできる範囲で診てもらいたい」と希望される方もいます。そういった場合も、最終的な判断をしていただくために、治療によって得られること・起こりうることをきちんとお伝えし、納得のいく選択をしてもらうよう努めています。

予防と早期発見の大切さ──「いつもと違う」と思ったらすぐに相談を

開業当初と比べ、健康診断をご希望される飼い主さんは着実に増えてきました。これはとても良い傾向だと感じています。動物たちも人間と同じように、高齢化が進み、生活習慣や加齢に伴う病気とうまく付き合っていく必要があります。定期的な検診は、その第一歩です。
病気は小さなうちに発見できれば、負担の少ない治療で済むことが多く、費用面でも結果的に飼い主さんの助けになります。予防医療を積極的に受けていただくためにも、我々としてもわかりやすくその必要性をお伝えし、信頼いただける診療体制を整えています。
また、どんな病気であっても、診療の入口は日々の小さな変化に気づいていただくことです。「いつもと違う」「何か様子が変だ」と感じたら、できるだけ早くご相談いただければと思います。迷われるようでしたら、お電話でも構いませんので、遠慮なくお声がけください。

これから受診される患者さんへ

動物たちは言葉で自分の体調を教えることができません。だからこそ、飼い主さんが日々のちょっとした違和感に気づいてくださることが、とても大切です。たとえば「下痢が三日続いている」「何となく元気がない」といった些細なことでも、診てみると大きな病気が隠れていることがあります。
特に高齢のワンちゃん・ネコちゃんにとっては、「もう一日様子を見よう」としている間に状態が悪化してしまうこともあります。小さな異変の段階で受診していただくことで、より早い対処ができ、回復の可能性も高くなります。
私たちは、日々の診療の中で、できる限りのことを丁寧に、誠実に行うことをモットーにしています。そして、病気を治すことに加えて、病気と付き合う、予防するということにも目を向け、飼い主さんとともに歩んでいきたいと考えています。
これからも、動物たちとそのご家族の健やかな日々を支える一助となれるよう、努めてまいります。どんなことでも、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

水石 雄三 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:日本大学農獣医学部獣医学科
  • 趣味・特技:ゴルフ、フットサル
  • 好きな本:東野圭吾の本
  • 好きな観光地:軽井沢

水石 雄三 院長から聞いた
『犬の角膜潰瘍』

角膜潰瘍は進行の早い疾患。原因と程度を見極め、早期の対応を

角膜潰瘍とは、目の表面を覆っている透明な膜「角膜」に生じる傷のことを指します。原因には、ぶつかったり、引っかいたりといった外傷性のものに加え、自身の免疫が角膜に異常をきたす免疫介在性のものなど、さまざまなタイプがあります。
角膜潰瘍は、放置すると急速に悪化することのある疾患です。特に免疫が関与するタイプでは、わずか数日で角膜が深く損傷し、視力に大きな影響が出るケースもあります。だからこそ、「傷の深さ(グレード)」や併発疾患の有無を正確に把握し、それに応じた適切な治療を選択することが極めて重要になります。
臨床の現場では、「目をショボショボさせている」「赤くなっている」「片目だけ涙が多い」など、ちょっとした仕草の違いが初期サインであることも多くあります。たとえば、肉眼では分からないような小さなゴミや異物が原因で角膜に微細な傷がつき、放置するうちに潰瘍へと進行してしまうこともあり、見た目に異常がない場合でも、専用の検査機器を用いて注意深く観察することが欠かせません。
角膜潰瘍は、早期発見・早期治療が何よりもカギとなる病気です。気づいたときには悪化していた、というケースも少なくないため、「目の様子がいつもと違う」と感じたら、迷わず動物病院を受診していただくことをお勧めします。進行の早い病気だからこそ、飼い主さんの“気づき”が治療の第一歩となります。

グラフで見る『水石 雄三 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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